今日は、大雪この地域ではめずらしいです。
旧歴では、まだ1月半ばですからね。当然といえば当然か。
でも、寒さに弱い浜やんとしては早く暖かくなってほしいです。
さて、今日は東京から患者様が来院されました。
この方は、以前に私どもが執筆した「高血圧改善マニュアル」を購入、実践され血圧が改善しているので一度体を診てもらいたい。とのことで去年の12月に一度来院されたことがあります。
出張で神戸に時々来るので、その時に加古川まで治療を受けに来られます。
12月に来られた時は、仕事の都合で時間があまり取れなかったので、短い時間で診察&治療&アドバイスをしました。
その時は、右肩下がりで、脈診では肝・大腸・心包の虚。でした。
体を動かしてもらい、動きにくい方向を本人にも確認してもらいました。
そして、右の肝査穴へ1本刺鍼をすると、見事なまでに歪みが矯正されましたので、本人にも確認してもらうために、最初に動きにくかった方へ体を動かしてもらうと、スーっと動くのでビックリされていました。
あまり時間がないので、右の肝査穴に「〇ッ〇エレキバン」を貼っておくように指導しました。
もちろん、食事のアドバイスも。
そして、本日のお昼に来院されお体の状態を聞くと、
「以前は、全ての調子が悪い感じでしたが、1本鍼を打っただけなのにすごく体が軽くなってます。血圧も教えてもらった右足のところに貼っているんですが、凄く下がって嬉しいです。」といわれていました。
今日は、特別にしんどい所や気になる個所は無かったのですが、鍼をしてもらいたい。とのご要望により施術しました。
脊椎では、右肩さがりはほとんど改善されて状態で維持してました。
これはご本人が食事など気を付けて、しっかり守っているとこが感じられました。
しかし、少し腰椎が左に曲がっていました。
脈診では、脾・心包・腎の虚。
処置は、前・百防・左腎査穴。で、ほとんど脊椎は改善。
その後に、背部兪穴に刺鍼。以上で、治療は終わりです。
「どうですか?」と尋ねると
「凄く気持ちいいですね〜。スーっとしました」と。
実は背中に鍼をしているときに、いびきをかいて寝ていました。
当院では、背中に鍼をしている時に「電子温灸器」か「遠赤外線」を使用しますので、これも気持ちいいのです。
あとは、2月から開始している「炭酸泉足浴」をしてもらって終了。
「炭酸泉は、血圧をさげるのにも非常に効果がいいので近所に炭酸泉があるところがあれば利用してくださいね」と伝えました。
いや〜。ホントにこの方は真面目な方です。
以前に教えた「ミネラルスープ(師匠の発明)」を実践していますし、ほんとに偉い。うれしくなりますね。
と、いうのは約8割の方が指導したことを実践していないのが現状です。
簡単にいうと、「言い訳」が多いのですな。
高血圧も「生活習慣」です。特に食事が大切になります。
食事が基本。その後に、治療。
基本が忘れられてて、応用ばかりに目が行ってしまうのが多く感じられます。
「基本なくして、応用なし」ですね。
何事も、基本が大切です。