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【炭酸泉とは?】
“炭酸泉”とは、炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んだお湯のことで、別名「ラムネのお風呂」とも言われています。日本の温泉法では、お湯1リットルに炭酸ガスが0.25g以上(250ppm)溶けたものが炭酸泉と定義されており、その中でも、1000ppm以上のものを高濃度炭酸泉と言います。
炭酸泉は、濃度が高ければ高いほどその効果を発揮すると言われています。炭酸泉は、他の温泉には無い独自で明確な作用があることが医学的にも証明されており、各方面において広く活用されています。
● 二酸化炭素と炭酸の平衡は体液の酸性度を調節する上で非常に重要で、ほとんどの生物はこれら2つの化合物を変換させるための炭酸脱水酵素を持っていて、この酵素は反応速度をおよそ10億倍にするといわれています。
● 炭酸泉に入浴すると、炭酸ガスが皮膚から吸収されて毛細血管が開き、血流を良くする働きがあり、新陳代謝が高まり、疲労物質を効率よく排出しますので、自律神経にも作用し、精神を安定させる効果も期待できることから、リラックス効果も高いと評判されています。
● 肌にやさしい弱酸性(pH4.5)の水質で、アストリンゼン効果が肌の引き締め効果や美肌効果促してくれます。
● 炭酸泉は血管拡張作用があり、血流を促進して症免疫力を高めてくれますので、下記【3.血管拡張効果と血流促進効果 】のような病気や症状の方々にお勧めです。
● 38度程度のお湯でも温かく感じますので、心臓への負担が少なく入浴することができます。
● ドイツでは炭酸泉のことを「心臓の湯」と呼ばれるぐらいで、19世紀半ばから循環器病の治療に使われているほかに、医療施設に併設された「クアミッテルハウス」という施設でのリハビリに利用されています。また、イタリアでは美容にも使われていて、「自作炭酸温泉同好会」でも美容への効果は実証されています。(臨床結果は、このホームページで順次掲載する予定)
● 日本にも炭酸泉はありますが、ヨーロッパと比べて高濃度に炭酸ガスが溶け込んでいるところは少ないようです。
1.美肌効果と美髪効果
人肌と同じPH4.5〜5の弱酸性で、【アストリンゼン効果】でお肌がスベスベし、
リンスを使わずとも髪の毛がツヤツヤします。脂(あぶら)ジミも消えてきます。

皮膚炎(軽い尋常性感染症)も綺麗になります。《約2ヶ月間》

髪や爪は皮膚の変形で、新陳代謝が良くなると同時に、髪の毛も太くなり、増えてきました。(57歳)炭酸泉に入っていると、髪の毛が伸びるのも早くなり、脂漏性脱毛や皮膚炎の治療や予防にも効果が期待でき、皮膚の黒ずみも綺麗になります。《約半年間》

2.加齢臭の消臭効果
脂漏性脱毛や皮膚炎は細菌が繁殖するため、外観だけでなく、臭いも伴ってきます。加齢臭はホルモンの関係で男性に強く出ると言われますが、その原因は皮脂汗に含まれる有害のヒドロキシラジカルと言われています。皮脂を含んだ皮脂汗が出てきますと悪臭を放ち、それが加齢臭になるので、血液循環を良くして、隠れたヒドロキシラジカルを追い出すことが加齢臭の消臭防止になります。
運動した時に出る汗と同じ汗が出ますので、入浴するだけで運動効果があります。
つまり有酸素運動をしているのと同じ状態を作ることができるので、ダイエット効果もあります。
加齢臭や口臭は自分では気付きませんし、誰も注意してくれません。炭酸泉に入浴していると加齢臭が消えるので、他人の臭いがよく分かるようになり、初めて加齢臭を自覚します。ワンちゃんを入浴させますと、毛並みも綺麗になりますが、嫌な臭いもなくなります。

3.血管拡張効果と血流促進効果
お風呂の温度は38℃の低温でも、ポカポカと暖かくなり、炭酸泉に浸けたところは肌が赤くなります。
炭酸泉に足を浸けて5分もすると、浸けた部分の血行が良くなり、皮膚が赤くなります。
血管が拡張されると、血流も促進されるので、血管に溜まった老廃物も流してくれますので、
閉塞性動脈硬化症、糖尿病、肌荒れ、黒ずみ、下瞼のたるみ、冷え性、リュウマチ、心筋梗塞、高血圧症、動脈化症、不眠症、運動麻痺、切り傷、神経痛、腰痛、膝痛、関節痛、便秘等の回復、打撲、不妊症、血行障害、肩こり、頭痛、胸痛、褥創、夜中のトイレ、火傷や切り傷の早期回復、高コレステロール、ヘバーデン結節、生理不順、生理痛
といろいろな症状が改善されています。
血流促進効果と不眠症の関係は、自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経に支配されると緊張した状態になり、イライラやストレスを感じるようになります。ストレスが癌にかかりやすいという学説もありますが、睡眠を上手くとればストレスも溜まらなくなり、リラックスした状態になれます。
炭酸泉が不眠症に評判がいいのは、体は副交感神経が優位になるとリラックスした状態になり、自然治癒力を発揮して病気が自然に治ったりするからです。自律神経を安定させてリラックスした状態でストレスを減らしたら、睡眠が改善され、疲れがよくとれ、活力に満ちた生活をすることができます。
静脈瘤は一回の入浴で変化する方が多いので、まずはお試しされることをお勧めいたします。炭酸泉浴は非常に簡単で、誰にでもできるリラックス方法です。全身浴よりも、ぬるめの炭酸泉で足浴をするほうが、血液が全身に循環し、体全体が温まり、副交感神経優位でのリラックス効果を高めることができます。


4.物忘れ防止効果
炭酸泉を治療に取り入れたのは、虹彩分析での「物忘れ」(脳酸欠)や「コレステロールリング」の改善、そして体質的な病気(生活習慣病)の問題、及び老化と美容の問題がテーマでした。写真のように虹彩上部に白い雲がかかると「脳酸欠」と呼び、脳への酸素不足を示しています。その症状は人によって違いますが、頭部の冷感や頭痛、そして「物忘れ」が出ることです。またコレステロールリングは、動脈効果の原因となり、脳梗塞や狭心症を発症させる原因にもなりますし、血流が悪くなるので「冷え」も出てきます。自作炭酸温泉同好会でも、何人かの方々が「物忘れがなくなってきた」と報告してくれていますし、虹彩を比較してみても改善されていることが分かるという臨床結果がでています。

5.免疫力強化作用
免疫力が低下すると、虹彩の周囲を取り巻くように血管が浮かんできますが(写真上)、炭酸泉足浴をすることで虹彩を取り巻く血管が薄くなってきます。これは免疫力が強化された証拠としています。下の写真では、機能低下を示す青色の部分が薄くなってきているのが確認できます。ちなみに、そこの角度は生殖器の反射区で、この方は子宮に問題があったとの報告を受けております。
