副院長です
私は東洋医学を勉強している身なので、もちろん、日本・東洋の伝統が好きです。
でも、育児で心掛けていることは「外人のように接すること」です。
まぁ、外人というと枠がかなり広いし、私が持っている外人のイメージなのであっているか
どうかは分かりませんが
私は仕事をしている分、子供たちにさみしい思いをさせていると思います。
その分、一緒にいる時はハグしたりキスしたりたくさんスキンシップをとるようにしています。
そして、言葉で毎日「ママは〇〇の事、大好きやで」と伝えるようにしています。
言葉にはいろいろなバージョンがあって、「〇〇が何をしても、ママが好きな気持ちは
かわらへんで」とか、「いつも信じてるで」とか、「かわいいなぁ〜」とか「〇〇、産まれてきてくれて
ありがとう」とか「〇〇はママの大事な宝物やで」とか「ママを選んでくれてありがとう」などなど…
歯の浮くようなセリフを毎日言い続けています(笑)。
子は親を選べないという言葉はありますが、実は子は親を選んで産まれてきているという話を
聞いたことがあります。
そういう話をしながら、「ママは〇〇みたいな子供が欲しいなぁと思って産んでん」と子供に言うと、
子供も「選んでくれてありがとう。〇〇もママを選んで産まれてきてんで」と言ってくれます。
子供たちはいつも私がとても喜ぶことを言ってくれます。ことあるごとに「ママ好き」と言ってくれます。
着替えをしている時でも、ご飯を食べている時でも、お風呂に入っている時でもいつでもです。
きっと、それは私が毎日子供達に言っているからだと思います。
別に、言ってもらおうと思って子供たちに言っているわけではないですが
あと、しかる時は日本人は「ほら、人に見られてるで、はずかし〜」とか 「早くしなさい!」とか
「うるさいわ!」とかいうしかり方をする場合が多いです。
でも、アメリカ人は「ママは、〇〇したら嫌だな」とか「ママはこうしてくれた方が嬉しいな」という
叱り方をするらしいです。
YOUメッセージより、I(=わたし)メッセージの方が伝わりやすいです。
叱る時もいつもというわけにはいきませんが、これを心がけています。
日本には「以心伝心」という言葉があるように、「言わんでもわかってるやろ」という考え方が
あります。いい意味で「以心伝心」は良いことだと思いますが、案外伝わっていないことが
多いです。
特に家族間では、照れくさかったりして、私と両親の間では「ありがとう」とか「ごめんね」とか
「大切に思ってるよ」とか素直に口に出来ません。
なので、余計に私と子供との間では素直な感情表現をしていきたいと思っています