浜やんです
梅雨入りしましたね。
兵庫県は昨年に比べると降水量がかなり少ないそうです。
水不足が解消されますように
。
さて、久しぶりに治験例です
〇M・Oさん 27歳 女性
主訴:肩首背中の痛み
その他:左拇指・示指のシビレ、口内炎・むくみ・だるさ・ふらつき・眼精疲労・生理痛
この方は、妹さんが当院にO脚矯正で来院されていて、妹さんの紹介で来院されました。
若いながらマネージャーとしてお仕事をされており、接客や事務仕事などもこなしています。
ストレスが多く、連続勤務になると疲れが出て、常々肩の痛み・背中の痛みが出ていたそうです。
来院される、1週間前から左拇指・示指にシビレが出てきました。
マッサージに3回ほど通ったそうですが、改善しなかったそうです。
初診:H22年6月7日
東洋医学的診断により、体力の低下・心労などによる血の不足による、肝と腎弱りと診断。
頸椎と腰椎の歪みあり。
体力UPの為の処置。
血は不足により気が上がりやすいので、それを引き下ろす処置。
局所の循環改善処置。
筋肉の柔軟性をつけるため軽くマッサージ。
腰椎・頸椎の矯正。
以上のような流れで、処置しました。
次回は、1週間後の来院。
2診目:首肩・背中の痛み、左拇指・示指のシビレ消失。経過良好。
口内炎・むくみ・眼精疲労は多少残存。
肝は改善されていましたが、脾(胃)の低下が出現している。
腎は回復しているが、まだ残存。
今回は、脾と腎の弱りで治療。
東洋医学では、脾(胃)は消化器を主るとされています。
また、口内炎は消化器の働きが低下した場合によく現れます。
処置は、体力回復と消化機能を回復させる処置。
次回は、2〜3週間後に来院予定。
今回の治験例は、ストレスからによるものがメインです。
ストレスは、自律神経のバランスを乱し緊張させてしまいます。
これにより体は常に緊張状態になり、コリや痛みをだします。
また、自律神経の乱れでは、消化器が障害を受けやすいです。
そして、口内炎などを引き起こしやすい状態になります。
精神労働は、肉体労働の3倍疲れるとされており、血液の消耗も激しくなります。
ふらつきなどや生理痛などは、これにより引き起こされると考えられます。
主訴の症状は、消失し経過良好のため来院間隔を伸ばしました。
今後は本人の希望にもよりますが、その他の症状を消失できればなと思います。
女性は生理もあり、男性に比べて血液の消耗が激しいので大変だと思います。
日頃からストレス発散を上手にしていかなければなりませんね。
旦那さんには内緒で・・・(笑)
これからは、エアコンによる冷えにもご注意を
栄養素の摂取もこころがけてください。
(ビタミン・ミネラル類ですよ。炭水化物・脂質は控えめに)