浜やんです
今日は、夏日でしたね和歌山では、28℃だったそうです。
明日の淡路でのセミナーも、いい天気だといいですが・・・
さて、今日は「逆子」の治験例です。
〇Y・Hさん 32歳 女性
この方は、普段から肩こりと片頭痛もちで、月1回くらいのペースで来院されていたのですが、
今年に入り妊娠し、それからしばらく来院していませんでしたが、今回「逆子」がどうにかならないかとの相談を受けました。
最初は、病院で検査を受けた際「へその尾が首に巻きついて、完全に逆子だ」と言われたそうです。
その時に相談で電話を受けました。
鍼灸医学では、古来から逆子をお灸で治していました。
実際、私も8〜9人程治したこともありました。確率は、7〜8割改善しています。
(ちなみに、我が子も逆子だったのですが治りました)
しかし、首にへその尾が巻きついている状態で、回ったとして、さらに巻きつたら困るので最初は様子をるようにして頂き、もし、へその尾がはずれたら、お灸をしましょう。と、伝えました。
数日後に、電話で「へその尾が外れたみたいなので、お灸してもらえますか?」と連絡を頂いたので、了解しました。
そして、最初に伝えたことは、
①現在妊娠9ヶ月なので、赤ちゃんが回るスペースがあるかどうか?
②確率は100%ではないこと。70%くらいということ。
③お灸は、直接灸(もぐさを直接のせる)なので、多少熱いということ
④逆子体操も合わせてすること。
この4点を伝え、了解して施術しました。
直接灸は、「至陰」というツボにします。足の小指の爪の生え際。
私の経験上からいくと、お灸の数にはこだわりません。
このツボにお灸をすえて、お腹の赤ちゃんが動くまでします。
動いたら、直接灸は終了。
次に、温灸の一種である棒灸を、腰と仙骨の上に十分温まるまで施します。
それで、終了。
1回目の施術を終了して、数日後メールが届きました。
赤ちゃんが正常位に戻ったとの喜びのメールでした良かったですね〜。
あとは、出産に向けて準備するだけですね。
このような喜びの報告が一番嬉しいですね。
元気な赤ちゃんを産んでくださいね。