浜やんです
ゴールデンウィークは楽しく過ごせたでしょうか?
これから、暑くなりそうですね
今日は、先日「ぎっくり腰」で来院され方の治験例です。
〇52歳 男性
5日前に、こけそうになって踏ん張った時から痛みが発症。
痛いのに、ゴルフをしたために、腰痛が悪化。
立っている姿勢が一番楽で、前屈するときがもっとも痛い。
予診表を書いている時も、立った姿勢で書いておられました。
初診5月1日
痛みがきついため、動作がままならない状態。
その為、まずはうつ伏せで緊張・圧痛部位に鍼。(即刺即抜)
東洋医学的診察に基づくと、「脾と腎の弱り」と診断の為、
消化器と体力の低下をUPする処置をとる。
施術終了後、前屈が15°位だったのが45°位まで出来るようになる。
1回目の施術は、これで終わりました。
連休があるので、1週間後の本日に来院。
2診:5月8日
前回施術後から、徐々に回復して今は、ほとんど痛くないとの事。
本人曰く、9割改善している。とのこと。
今回の処置:脾の弱りは改善されており、後は腎の弱りが多少みられるが、きつくない。
腎機能の回復処置をとり。終了。
経過良好のため、治癒としまた。
ぎっくり腰は、急に起こったと皆さん思われますが、普段からの疲れや無理の積み重ねです。
ギリギリの状態で頑張っていたのが、何らかの刺激でボーダーラインを越えたために発症するものだと私は理解しています。
重たいものを持つから、発症するわけではありません。(もちろん、それもありますが・・・)
ちょっとした事なのですが、その刺激がボーダーラインを越えてしまうことも多いです。
体からの危険信号だと、認識したほうがいいでしょう。
つまり、「体を休ませるために、動けなくする」ということです。
日頃から疲れている方は、定期的に体のケアをしといた方がいいですよ。