浜やんです
桜も満開になりましたね〜花見は、今週で終わりかな?
さて、沢田流鍼灸術というのは鍼灸をしている方なら、大抵御存じかと思います。
沢田流の創始者また、太極療法の創始者である沢田健先生は、私の最も尊敬する先生です
沢田先生の簡単なプロフィールです。
明治十年生まれ。名は一(はじめ)、後に健と改名する。
春彦・簡秀・龍頭彦・呑気堂主人等と号す。
祖父の代までは河内の国伯田藩の剣道指南の位置に居り、先生もまた幼少より武術を好み、青年時代には京都の武徳殿に於いて柔術を修業する。
後に、新毎流の達人辻平四朗繁武氏に就いて柔術の奥義、活殺自在の法及び接骨術を学ぶ。
朝鮮に渡り釜山において開業する。
たまたま柔術の急所と灸術の穴と符合するものを発見し、十四経絡(ツボの本)を研究するにいたる。
十四経絡の秘儀を解かんとして研究を重ねること二十余年。
ついに鍼灸古道の奥義を把握せりとの自覚に達した。
釜山に鍼灸治療を開設するや、妙技を振いて、世の難治不治とする疾患を治癒するものその数知らず。
名声四方に聞こえ、患者門前に市をなすになる。
然れども先生、之を以って満足せず。志すところは、鍼灸古道の真価を全世界に顕揚し、失われたる東洋医道の名誉を回復し、以って生の楽しみを享受せしめんとするにあり。
故に先生曰く、
「医道乱るれば国乱る」と。また、「国の乱れを正すは医道を正すに如くはなし」と。
隆盛を極めたる釜山の治療所を閉じて、大正十一年内地に還り、上京して東京において開業す。
以上が、簡単なプロフィールです。
私は、専門学生のときに「沢田流聞書・鍼灸真髄」という本を読みました。
これに、凄く感動しました。
鍼灸術の秘儀を、道書・仏教・神道などからヒントを得て、独自の治療法を編み出しました。
その絶えない努力は、凄まじい精神力が必要だったと思います。
それからというもの、この本を何回読み返したでしょうか。
私の愛読書です
それでも、まだまだ真意が掴めていません。
まだまだ、修行が足りません
沢田先生の様に、なれるように努力をしていきます。
ちなみに、また本を読み返しています。
継続は力なり。
しかし、沢田先生の精神力には頭がさがるばかりです・・・
気合い入れなおします
沢田先生のように、いつかは偉大な鍼灸医として