久しぶりの浜やんです
本日、鍼灸師として初めての体験をしました。
それは・・・・なんだと思います?
実は・・・・ワンちゃんに鍼をしましたー!(^・^)
先日、お世話になっている整骨院の院長先生から電話が入りました。
先生:「あ〜、浜ちゃん。うちに来てる患者さんで、動物病院で働いている看護師さんがおんねんな」
私:「はい。」
先生:「その子が働いている動物病院に、足の悪いワンちゃんがおってな〜。なんとかならないかと相談されてるんやんか。」
私:「はい。」
先生:「そやったら、針したらいいんちゃうかな?って答えたんよ」
私:「はい。」
先生:「でな、浜ちゃんとこ紹介しといたから。連絡あると思うからよろしくね。」
私:「え〜!僕、動物に鍼したことないですよ。(・・;)」
後日、看護師さんから連絡をもらい、私の意見を述べさせてもらいました。
①私は、動物に鍼をした経験がないこと。
②犬の解剖学的知識がないこと。
③人体と犬の経絡・経穴(ツボ)の違いがあること。
を、伝えました。
コレを了解してもらい、飼い主さんに伝えてもらうことになりました。
その後、メールが届き「少しでもマシになるのなら受けさせてみたい」とのお返事を頂きました。
急遽、動物鍼灸についての調査を開始しました。
そして、今日・・・
ワンちゃんは、太目のメス。レトリバー。
左前足の付け根に、腫瘍(ガン)
そのため、足が痛く三足で歩行している。
このような状態でした。
腫瘍(ガン)・・・・(・・;)
動物に鍼をする場合には、獣医師の立会いか、同意書が必要なのでちゃんと持ってきてもらいました。(これをしないと、獣医師法違反になるそうですよ)
確かにとても痛そうでした。
ワンちゃんは、とても人なつい可愛いワンちゃんでした。
ですが、腫瘍が・・・・
根本的な腫瘍に対する治療はできないので、少しでも痛みが楽になればと思い、鍼をしました。
鍼をしている間もおとなしくしてくれてて助かりました。
自分の出来うるだけの処置を終えて、あとは病院との抗がん剤治療との併用ということになります。
癌は、人も犬も同じだと思うので、塩分を控えるようにした方がいいとアドバイスをしました。
(ナトリウムは、癌の働きを活性化させてしまうので注意が必要です)
と、私にとっては貴重な初めての体験をさせて頂きました。
これからは、動物鍼灸の研究も始めていこうと思います。
ps:
リバーちゃんが、少しでも回復してくれることを祈ります。