副院長です
免疫力を高める方法の一つとして、「小食」が挙げられます。
小食とは、過食を控え、甘いもの、肉・魚・牛乳・卵などの動物性蛋白の取りすぎを控え、
玄米・野菜・大豆の基本食を重視し、その上、摂取量を減らすことです。
日本で、1日3食といわれるようになったのは鎌倉時代から。
だから、1日3食をとるようになったのは100年くらいです。
現在の日本では食べるものは沢山ありますが、もともと人間の食は野生の動物と
同じように「飢えの歴史」です。
人間の体は飢えに備えて脂肪を蓄える性質があるので、現在の食事内容では
太ってしまう方が多いのです。
さて、免疫力の話に戻しましょう。
自由に食物を食べたマウスに比べ、カロリー制限をしたマウスの寿命は格段に
長く、ガンなどの発生が遅くなるという実験データがあります。
逆に満腹マウスに放射線を当てたら100%発ガンするそうです。
飽食は体に毒ということです。小食をこころがけましょう!