浜やんです
最近の治療所では、「不眠症」の方を多く診ます。
夜寝れない。決まって同じ時間に起きる。眠りが浅くて寝た気がしない。疲労が取れない。などなど・・・
現代人の悩みの一つでしょうね。
なぜでしょうか?
色んな説があると思いますが、私は「自律神経の乱れ(アンバランス)」と捕らえています。
東洋医学的にいうと、陰陽の交流がうまくいってない。(専門的過ぎますので、ここでは述べません)
原因は・・・圧倒的に「ストレス」でしょうね。
ストレスといっても、かなり幅広いですよね。
季節(暑い・寒い・乾燥・湿気など)・対人関係(仕事・家庭など)・肉体的(長時間労働など)
これらは、すべて自律神経の乱れをきたします。
自律神経とは簡単にいうと、
交感神経 :緊張状態
副交感神経:リラックス状態
この2つをまとめて自律神経といいます。
つまり、眠るときは「副交感神経優位」でなければならないということですね。
ところが、「ストレス」などにより交感神経が優位に出ている場合は、眠れない状態になるわけです。
眠っていたとしても、交感神経の働きが強いために寝ていても体の緊張は続いている状態な訳です。
こんな経験はないでしょうか?
寝ているのに周りの状況が分かる。
こんなときはないでしょうか?私は、時々ありますが・・
つまり、現代の人は「力の抜き方」が下手なんでしょうね。
その為に、すっきり朝を迎えることが出来ない→イライラする→肩も凝る→人にアタル→またイライラする→また眠れない・・・・・・・
悪いサイクルの出来上がりですね。
私がしている2つの方法ですが、(色んな書物もありますよ)
「腹式呼吸」と「イメージ」です。
最初に腹式呼吸を10〜20回します。その後に瞑想して、自分の楽しいことや好きなことをイメージするようにしています(5〜10分)
私には、これがあっているみたいで結構落ち着きます。
「力を抜く」これって大切だと思います。そして、睡眠。これも大事です。
それに加えて鍼治療もかなり効果が高いです。(もちろん、その他の療法も効果があると思います)
私の治療所でも鍼をしたら良く眠れると沢山報告を受けます。喜ばしいことです。
ゆっくり眠って、心&体をリセットして毎日を楽しく過ごせるようにしましょうね